GAFAMって今後どうなる?
今更投資するのは遅い?
アメリカのビッグテック5社「GAFAM」は、今もなお、世界の株価に大きな影響を与える存在。
波はあれど、各社成長し続けています。
- もう天井?将来性はある?
- そもそもGAFAMのビジネスモデルが限界?
- これから投資するのは遅い?下落する?
など、今後のGAFAMの株価の値動きに関心がある方も多いでしょう。
長期的な目線では、GAFAMの株価はまだまだ伸びると考えられます。
その理由は、各社、次なるビジネスの種まきを着々と行っているからです。
この記事では、米国株投資家である筆者が、各社本国のプレスリリースや米国メディアの情報をもとに、GAFAMの長期の株価を占う、最新の取り組み(研究開発事例)を紹介します。
GAFAMの他、テスラやエヌビディアなどの人気銘柄についてもまとめました。
下落する?と心配な方も、GAFAMなど米国銘柄の今後の株価を考えるヒントとして、ぜひ最後までご覧ください。
GAFAMの今後の株価を握る最新事業
グーグル(アルファベット)
日本人にとって、グーグルは、Google検索やYoutubeのイメージが強いのではないでしょうか。
両方とも、グーグルの持ち株会社「アルファベット」の収益の大半を占める広告事業です。
一方、米国では、日本ではまだ知られていない多様な新規事業が立ち上げられています。
- スマートシティ開発
- 自動運転車開発
- ドローン開発
- 自学習型ロボット
- サイバーセキュリティ
- ムーンショットファクトリー
- ヘルスケア事業
新規事業開発は本場アメリカで試されることが多いため、米国株投資家は、米国での取り組みを知ることが重要です。
日本未上陸のグーグルの最新事業については、下記の記事でまとめています。
なお、グーグルは持ち前のAI技術を活かし、特にヘルスケア事業に注力しています。
高齢化が進む世界において、ヘルスケアはドル箱となりうる各社注目の領域です。
グーグルの最新のヘルスケア事業については、下記に記事でまとめています。
また、グーグルには「Google X」という秘密研究組織があります。
超長期目線で野心的な研究を行っており、アルファベットの新規事業の根底を支えています。
現在行われている8つの研究については、下記をご覧ください。
アマゾン
かつて、「アマゾンは収益を生まない企業」と言われたように、コレと決めたものには積極的な先行投資を行います。
現在のアマゾンを支えるEC・AWS・サブスク収益も、かつての先行投資が実った結果です。
祖業のECは競争も激しくなり、創業当初よりかは鈍化していますが、そのような中でも、注目すべき先行投資があります。
- 無人店舗技術の外販
- 手のひら認証技術の外販
- スマートショッピングカート開発 etc…
どれも米国では導入事例もあり、着々とシェアを広げています。詳しくは下記をチェックしてみてください。
アマゾン(Amazon)の5年後の株価を左右する最新事業7選!カギを握るのは日本未上陸の革新的サービスまた、アマゾンは超長期目線での先行投資も行っています。
- 宇宙インターネット計画
- ロボによる配送の完全自動化
- ESG、脱炭素投資
アマゾンが長期目線で何を企んでいるのか?を下記にまとめています。
投資判断の一助になるはずです。
メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)
メタといえば、FacebookやInstagramのようなSNS、もしくは、直近注力しているメタバースのイメージでしょう。
しかし、メタの本質はテクノロジー企業です。
祖業のSNSも、最先端のテクノロジーを駆使して、利用者の心を掴んできました。
直近、Facebookの成長は鈍化しつつありますが、下記の新規事業で新たな収益源を模索しています。
- 次世代AI開発
- タンパク質構造予測AI
- スマートグラス etc…
メタの新規事業については、下記でまとめています。
メタの10年後の株価を握る独創的な取り組み5選!メタバース以外にも注力領域があったアップル
アップルといえば、世界No1の時価総額を誇る、押しも押されぬスーパー企業。
熱狂的なファンが多いため価格競争力が高く、独自のエコシステムを築くことで成功を収めています。
GAFAMの中でも、特に安房に見えるアップルですが、実は更なるエコシステム拡充に向けた研究開発が進められています。
2015年のAppleWatch以来となる、次なるメガヒットは何になるのか…?
最新の取り組みは下記でまとめています。
マイクロソフト
マイクロソフトは直近、Azureなどクラウドシフトに成功して、巨大ハイテク企業の一角となっています。
その強みは、なんといってもWindows、Excel、Teamsなど、法人向けの独占的な製品を持っていることです。
マイクロソフトはそういった強みを活かしつつ、下記をはじめとした最新の研究開発を行っています。
- 海中データセンター開発
- 自立型航空機の趣味レーションプラットフォーム
- 農業IoTプラットフォーム
詳しくは下記にまとめています。
マイクロソフトの株価は10年後どうなる?今後を左右する超長期の研究開発9選や将来予想まとめ!GAFAM以外の有力企業の最新事業
GAFAMではありませんが、米国にはGAFAM以外の有力企業も多くあります。
GAFAM以外の有力企業についても、下記でまとめています。
エヌビディア
エヌビディアはアメリカ発、グローバルな半導体メーカー。
株価はピーク時で上場来300倍以上にもなっている、米国株投資家に最注目の銘柄です。
エヌビディアの強みは、なんと言っても、自ら発明したGPU(半導体)。
データセンターだけでなく、GPUを中心とした領域特化型のサービスを複数展開しており、その詳しくは下記にまとめています。
テスラ
テスラは言わずと知れたアメリカの有名EV(電気自動車)メーカー。
コロナ禍で10数倍に株価が跳ね上がり、GAFAMに並ぶ人気銘柄となりました。
日本ではあまり報じられていませんが、テスラは単なるEV企業ではなく、脱炭素に向けた超長期のビジョンを持っています。
そのビジョン・長期計画について、詳しくは下記にまとめています。
ARM(アーム)ホールディングス
アームは、世界的な半導体設計企業です。
企業が半導体を製造するための”型”のようなものを、独自設計して、販売しています。
アームの半導体設計はとても高性能で、全世界のスマートフォンの99%にアーム由来の半導体が搭載されています。
また、その”型”(知的財産)を販売するビジネスモデルは画期的。
独自のビジネスモデルや、アームが狙う次のビジネス領域についてまとめました。
エヌビディアの次の半導体銘柄になるのか、注目です。
ウォルト・ディズニー
映画制作やテーマパークを展開する、アメリカの総合エンターテイメント企業「Walt Disney(ウォルトディズニー)」。
ミッキーマウスや東京ディズニーランドは、誰しも知っていますよね。
実は、ディズニーはミッキーだけではありません。
多様な成長事業を持っており、その事業内容を下記に詳しくまとめています。
スターバックス
日本で知らない人はいないコーヒーチェーンのスターバックス。
原材料高・中国市場の苦戦などで直近の業績・株価は低迷しています。
そんな中、スターバックスは第二創業と位置付け、新たな成長ドライバーを獲得していくためのプランを打ち出しています。
詳しくは下記にまとめています。
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GAFAMの今後の株価を握る最新事業
まとめ
本記事では、GAFAMの今後の株価を占う最新の取り組みをご紹介しました。
GAFAMは、これまでもクラウドやAIといったテクノロジーをビジネスに組み込み、高成長を遂げてきました。
今後も、生成AIや自動運転、XRといった次なるトレンドに乗り、成長を続けていくと思います。
各社とも売上規模がかなり大きくなっているので、2010年代のような爆発的な成長は見込めないかもしれません。
安定成長次なるビジネスの種まきは着々と進んでいるように見えます。
この内容を参考に、GAFAM株の今後の株価を考えてみてはいかがでしょうか。
米国株投資で、より豊かな人生を描きましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
その他、当メディアでは、米国株・日本株の注目銘柄について、投資判断に役立つ最新情報をまとめています。
代表的な記事のリンクを下記に用意したので、ぜひご覧ください。